2018年9月23日、初演130年記念のマドレーヌ寺院での公演に関わることができた

マドレーヌ寺院を本拠地としている、エリザベート・ブラッスール合唱団(Choeurs Elisabeth Brasseur)は、定期的にフォーレ「レクイエム」を演奏しており、今回の初演130年という周年記念で、CTC合唱団も参加させていただくこととなった

 

合唱は東京、名古屋、大阪のメンバー総勢37名と、ブラッスール合唱団70名、計107名  演奏はEnsmble orchestral Me’rag17名 ソリスト2名

今回の公演にあたっては、CTCの各拠点では指導者が一人ずつおり、名古屋の神田豊壽氏は演奏に加わるため(大阪の角地正範氏はお留守番)、東京の私は監修という立場で2回のリハーサルと当日のゲネプロ、そして本番に立ち会った

ブラッスール合唱団のメンバーたちは、リハーサルの時から親近感を持って迎えてくれ、公演で使用しているストールを、私たちの分も用意して手渡してくれた!お互い、今回の共演での公演成功を誓い合う!

ブラスール合唱団のストール

 

また、指揮者のアントワーヌ・セビロット氏(Mo. Antoine Sebilotte)も、2回の合同リハーサルからゲネプロ、本番まで、素晴らしく集中した音楽作りで、良い緊張感を生み出すと同時に、監修の立場である私の意見も十分に聞いてくれたことに、心から感動した!

 

指揮者:セビロット氏

ゲネプロ

マドレーヌ寺院では、ほぼ一日おきにコンサートが開催されており、地元客や観光客にも周知されているようだ

この日も、約1000席が満席となり、この場所の重要さ、意味深さを改めて知ることとなる

終演後、満場のお客様からの温かく素晴らしい拍手の中、コーラスマスターの一人として登壇し、幸せな時を持たせてもらった

カーテンコール

客席最前列から撮影

パリの街は、この後、ノートルダム大聖堂の火災に見舞われ、コロナ禍でのロックダウンもあり、この時お会いしたみなさんの無事を祈るばかり

今、しみじみとこの時の幸福感を味わいながら、感慨にふけっている

マドレーヌ寺院での再演を願いつつ・・・

全世界の音楽愛好家の幸せを願いつつ・・・

パッシー墓地:フォーレのお墓

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